クルーズ船乗客の下船完了…3日間で計970人帰宅

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 新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で21日、検査で陰性だった乗客約250人が下船した。19日から始まった下船活動は完了し、3日間で計970人が約2週間の船内待機を終え、帰宅した。すでに感染者らは船を下りており、当初計3711人が乗っていた船内には、乗員を中心に約1300人が残ることになる。

 厚生労働省によると、3日の横浜帰港時、船内には2666人の乗客がいた。21日までに下船・帰宅した970人のほか、▽体調を考慮して政府が用意した施設で待機していた高齢者▽感染者や付き添い者▽外国政府のチャーター機で自国に帰った人――ら1000人以上がすでに船を下りている。

 一方、検査結果が陰性で症状がなくても、家族など同室者の感染が判明した乗客(約100人)は、その時点で「濃厚接触者」となり、さらに14日間の待機が必要となる。このため22日にも下船して政府が用意した施設に移り、個室滞在を続ける見通しだ。

 また、乗員については、感染が判明して下船した人らを除き、今も1000人近くが船内に残っている。厚生労働省では今後、乗客と同様にウイルス検査を行ってから下船させる方針で、運航会社側と時期を調整していくという。

 同船では、21日までに日本人270人を含む計634人の感染者が出ている。20日には乗客だった80歳代の日本人の男女2人が死亡。高齢者を中心に重症者は33人に上っている。

 加藤厚生労働相は21日の閣議後の記者会見で「新たな感染症の診察や搬送をクルーズ船内で実施することは世界でも経験のない、複雑なオペレーションだった」とした上で、「緊急性をかんがみながら、できる限りの対応をした。(船内の対応に)問題がなかったか検証していかなければならない」と述べた。

 [解説]長期間待機 検証が必要…新型肺炎

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