2次試験、東大・京大など罹患者受験認めず…追試も未定

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 新型コロナウイルスに子どもが感染したことが判明した21日、教育現場に波紋が広がった。

 感染が確認された小学生の兄弟2人が通う北海道中富良野町の中富良野小学校は21日午後から休校となった。

 夜に保護者説明会が開かれ、小松田清町長らが経緯や今後の対応などを説明した。終了後、3人の子供が通学する30歳代の父親は「家族で手洗いを徹底し、しばらくは熱を測って体調管理と感染予防に努めたい」と話した。小松田町長は「保護者の方には冷静に対応してもらい、連休中は不要不急な外出を避けるようお願いした」と述べた。中富良野小学校は、3連休明けの25日以降の休校も検討している。

 滋賀県甲良町の中学校では、26~28日に予定していた2年生45人の修学旅行を延期。新幹線で東京に移動し、東京ディズニーランドや横浜中華街などを巡るはずだった。学校は「状況が収束していないため」といい、秋に改めて実施する。

 卒業式を縮小する動きも。12人の感染者が出た和歌山県では、県教育委員会が県内の市町村教委に対し、学校行事の時間短縮を検討するよう通知した。

 感染者がいる地域の卒業式などについて、萩生田文部科学相は21日の閣議後記者会見で「実施方法の変更や延期などの対応を検討してもらいたい」と述べた。具体例として、保護者と児童生徒を体育館に集めず、保護者が別室で映像を見たり、春休みに再度やり直したりする方法を挙げた。

 25日に始まる国公立大2次試験でも、大学側が対応に追われている。

 北海道大や大阪府立大、名古屋工業大などは、感染した受験生の救済措置として、1月の大学入試センター試験や調査書などを基に合否判定する。大阪府立大の入試担当者は「救済措置がないと、無理をして受験し、試験場で感染が拡大する可能性も否めない」とする。東京工業大は、感染で受験できなかった場合、3月に追試験を行う。

 一方、東京大や名古屋大、京都大、大阪大などは、罹患りかん者の受験は認めず、追試なども予定していない。東大の入試担当者は「国内で感染者が爆発的に増えている状況ではなく、追試は必要ないと判断した」と言う。文部科学省は対応を明らかにしていない大学に対し、早急に対応策を公表するよう求めている。

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