陽性ロシア男女2人、愛知の施設退所…特別機で出国
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新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船し、藤田医科大学岡崎医療センター(愛知県岡崎市)に滞在していたロシア人男女2人が22日、同センターから退所した。センターを運営する学校法人・藤田学園が明らかにした。
同学園によると、2人は60~70歳代で、無症状だがウイルス検査で陽性となり、19日未明からセンターに滞在していた。22日朝、ロシア大使館から厚生労働省を通じ、2人を退所させるとの連絡があったという。
外務省によると、2人は専用の車で羽田空港へ移動し、クルーズ船の乗客だった他のロシア人6人と一緒にロシア政府が用意した特別機で出国した。
移動の際は、ほかの人と接触しないような措置が取られ、ロシア政府から外務省に「今までの日本政府の協力に感謝している」と伝えられたという。
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