「戻れるかハラハラ」中韓から帰国相次ぐ…「14日間待機」前に
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新型コロナウイルスの感染拡大を受けた政府の新たな水際対策が始まるのを前に、羽田空港では7日、中国、韓国からの到着便で多くの人が帰国した。
政府は9日から、中国、韓国からの日本人を含む入国者全員に対し、自宅や宿泊先などで14日間待機するよう要請することなどを決定。羽田空港では8日、中国と韓国の一部の路線が運休し、9日からは、両国からの便が到着するのは成田空港と関西空港だけになる。
仕事で駐在する中国から帰国した会社員の男性(42)は「予定を早めてチケットを取った。本当に日本に戻れるかハラハラしながら飛行機に乗り込んだ」と話した。4月から留学するために来日した韓国人女性(20)は「日本でも感染が広がっていて安心はできない。しばらくの間、おとなしくしていたい」と不安そうに語った。
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