「横領」誤情報を拡散され、大学生自殺…遺族が第三者委調査要請

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 甲南大2年の男子学生が2018年10月、学園祭で模擬店の売り上げを横領したとの誤った情報を広められ、精神的に追い詰められたとする遺書を残して自殺していたことがわかった。遺族側の代理人弁護士が10日、記者会見して明らかにした。遺族は昨年10月に第三者委員会による調査を求めているが、大学側は「対応に問題はなく、改めて調査しない」としている。

 弁護士によると、学生は18年3月、所属する文化系クラブ内で、部長らに3万円を横領したとする誤った情報を広められ、強制退部となった。他の文化系クラブにも伝えられ、「ブラックリスト入りしている」と入部を拒否されたという。

 学生から相談を受けた大学の調査では、学生自身に誤解される発言があったものの横領の事実は確認されず、部長が謝罪。学内のハラスメント防止対応委員会は18年9月、部長らの行為を不適切だとしたが、ハラスメントと認定しなかった。学生は1か月後、「自殺の主な原因は名誉毀損きそんによる精神的ダメージ」と遺書に記して自殺した。

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1100532 0 社会 2020/03/10 21:29:00 2020/03/10 23:21:50 2020/03/10 23:21:50

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