震災9年、福島県は5人で追悼式…知事「中止という選択肢なかった」

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福島県主催の東日本大震災追悼復興祈念式に臨む内堀雅雄知事(中央)ら5人の参列者(11日午後2時41分、福島市の県文化センターで)=菅野靖撮影
福島県主催の東日本大震災追悼復興祈念式に臨む内堀雅雄知事(中央)ら5人の参列者(11日午後2時41分、福島市の県文化センターで)=菅野靖撮影

 東日本大震災は、11日で発生から9年の節目を迎えた。死者・行方不明者は、関連死を含めて2万2129人に上り、東京電力福島第一原発事故などにより、4万7737人がいまも避難を続けている。今年は、政府や各地の追悼式が中止や規模縮小を余儀なくされるなど、新型コロナウイルスの影響に揺れる鎮魂の一日となったが、被災現場を訪れる人は絶えなかった。

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 追悼式を中止した政府は首相官邸で献花式を行った。安倍首相は「復興の総仕上げの段階に入っている」と被災地支援に全力を挙げる方針を示し、「大きな犠牲の下に得られた貴重な教訓を風化させてはならない」と強調した。

 宮内庁によると、天皇、皇后両陛下と長女愛子さま、上皇ご夫妻は、それぞれのお住まいの赤坂御所と皇居・吹上仙洞せんとう御所で、犠牲者を悼み、黙とうされた。

 一方、福島県の追悼式は規模を縮小し、参列者を遺族代表や内堀雅雄知事ら5人に絞って開催された。例年約400人の参列者で舞台近くの席が埋まる福島市のホールは、今年は最前列の5席のみで、知事や遺族代表のあいさつ、献花などが行われた。内堀知事は「極めて重要な行事なので、中止という選択肢はなかった」と話した。

 

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1102631 0 社会 2020/03/11 20:54:00 2020/03/11 21:51:42 2020/03/11 21:51:42 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200311-OYT1I50054-T.jpg?type=thumbnail

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