感染リスク低い・ストレス発散…キャンプ場や動物園が活況

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家族連れなどでにぎわうキャンプ場「ファミリーパーク追分」(14日、北海道安平町で)
家族連れなどでにぎわうキャンプ場「ファミリーパーク追分」(14日、北海道安平町で)

 北海道内は14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた鈴木知事の「緊急事態宣言」から3度目の週末を迎えた。屋外活動の感染リスクの低さが周知されたことで、キャンプ場など外遊びの施設が活況を見せている。一方、外出を控えて「巣ごもり」する消費者をターゲットにした飲食店の持ち帰りサービスも人気だ。道民は、感染を防ぎつつ、ストレスをためない週末の過ごし方を模索しているようだ。

 普段の土曜日は100組以上が訪れる北海道安平町のキャンプ場「ファミリーパーク追分」。緊急事態宣言直後の土曜日(2月29日)の来場者は60組に落ち込んだが、2度目の土曜日(3月7日)は181組と3倍に。14日は129組がテントを張ってアウトドアライフを楽しんだ。

 鈴木知事は、緊急事態宣言後、最初の週末について一律の外出自粛を要請したが、2度目の週末に際しては、専門家の見解を踏まえ、「屋外や、人との接触が少ない活動は感染リスクが低い」と要請内容を緩和した。今週末に関してもこの方針を継続した。同キャンプ場の客足は、こうした対応を受けて回復傾向にあるとみられる。運営会社には最近、「営業しているか」という問い合わせが多数寄せられているという。

 14日、長女(3)らを連れて家族4人で訪れた小樽市の男性会社員(28)は「緊急事態宣言後、週末は2度ともほとんど家に閉じこもっていて、子供がかわいそうだった。キャンプ場なら感染のリスクが低いと思って連れてきた」と笑顔だった。

 札幌市の動物園「ノースサファリサッポロ」も、来園者数は公表していないが、緊急事態宣言後、初めての週末に比べて2度目の週末は来園者が倍近くに増えた。今週末は、さらに倍近くの人出が見込まれているという。担当者は「自宅に閉じこもるストレスに耐えかねて来園した人が多かったのかもしれない」と推測。ただ、「それでも例年の半分以下なので、厳しい状況には変わりはない」と語った。

飲食持ち帰り 札幌で人気

 「最近は感染を防ぐために外食を控えているが、ちょっとした外食気分を味わうことができるのでありがたい」。札幌・ススキノの居酒屋「博多うまかもん ぶあいそ 南3条店」で14日、持ち帰り用のもつ鍋の具材を購入した札幌市西区の30歳代の主婦は、そう顔をほころばせた。

 同店では1月下旬以降、客足が徐々に遠のき、3月の売り上げは例年の半分に落ち込んでいるという。「外に出られなくてストレスをためている人が多いのでは」。もつやニラの真空パックに特製つゆを付けた2人分のセット(税込み2980円)を4日に発売したところ、容器が足りなくなるくらい売れた。家族向けに4人分買って行くお客が多いといい、佐藤竜太郎店長(36)は「予想をはるかに上回る売れ行き」と驚く。

 9日から宅配を始めたのは、「スープカレー トレジャー」(札幌市)だ。客足の減少を受けて急きょ始めたため、バイクや自転車がなく、配達範囲は店舗の半径500メートル程度だが、担当者は「周辺の企業からも注文を受け、評判は上々」と喜んでいる。

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1109775 0 国内 2020/03/15 12:09:00 2020/03/15 12:09:00 2020/03/15 12:09:00 家族連れらでにぎわうキャンプ場「ファミリーパーク追分」(14日、安平町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/03/20200315-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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