ナイル川クルーズ参加の郡山女子大教授が感染…大学は閉鎖、卒業式は中止に

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 福島県は14日、郡山市の70歳代女性について、県内2例目となる新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。女性はエジプトへのツアー旅行に参加し、2月下旬、ナイル川のクルーズ船に乗船していた。現地のクルーズ船ツアーでは多数の感染者が出ており、金光敬二・県立医大教授(感染制御学)はエジプトで感染した可能性が高いと指摘。「流行地域に出かけた方は出勤を見合わせ、適正な方法で医療機関を受診してほしい」と呼びかけている。

 福島県などによると、女性は郡山女子大学(郡山市)の教授。2月21日~3月1日、10人規模のツアー旅行に参加した。女性がクルーズ船を利用したのは2月24~27日で3月1日に成田空港に帰国。新幹線などを利用して2日に帰宅した時点で既に下痢の症状があったという。

 その後、9日に発熱。解熱剤がきかず、せきなどが続いた。そのため13日に専用窓口に相談した上で専門外来で検査を受け、14日に感染が確認された。入院したが症状は軽いという。

 女性は4~6日と9日に、職場に徒歩で出勤したほか、10日に近隣の大型スーパーに30分程度買い物に出かけたが、いずれもマスクを着用していた。今後、郡山市保健所が女性の行動歴や濃厚接触者の有無について確認を進める。同大によると、女性と同大生の接触はないという。

 緊急記者会見を開いた内堀知事は、聖火リレーについて「2例目の発生を踏まえ、丁寧に協議を進める」とだけ述べて方向性は示さなかった。

 また、同大でも関口修学長が記者会見し、今月末まで大学を閉鎖し、18日に予定していた大学、短期大学部などの卒業式中止を発表した。教職員を原則自宅待機とし、15日から教授室などを消毒する。同大系列の高校は休みに入っているが、幼稚園は開園しており、週明けに休むかどうかを検討するという。

 関口学長によると、女性は学内で4日に開かれた教授会に約1時間出席。学長ら計34人の教授らが同席した。市保健所からは教授会参加の33人は2週間の自宅待機を要請されたという。

 同大で卒業式を中止するのは震災直後の2011年に続いて2回目。女性は大学に海外渡航を届けていなかったといい、関口学長は「学生に迷惑をかけて大変申し訳ない」と述べた。

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1109821 0 社会 2020/03/15 14:27:00 2020/03/15 23:03:46 2020/03/15 23:03:46

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