「人混み避けられる」高まるキャンプ場需要…他の利用者との距離、安心感に

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予定より約1か月早いオープンに向けて準備に励むスタッフたち(真庭市の津黒高原キャンプ場で)
予定より約1か月早いオープンに向けて準備に励むスタッフたち(真庭市の津黒高原キャンプ場で)

 新型コロナウイルスの感染拡大により、屋内イベントなどの中止が相次ぐ中、岡山県内でもキャンプ場の需要が高まっている。「人混みを避けられる」と関心が高まっているためで、雪不足に苦しんだ施設が冬季休業後のオープンを前倒しする動きもある。各施設は「感染対策にしっかり取り組んだうえで、リフレッシュしてほしい」としている。(根本博行、上万俊弥)

 真庭市蒜山下和の津黒高原キャンプ場。3月下旬、クヌギやコナラなどの木々が広がる施設では、スタッフらが設備の点検や清掃などに追われていた。

 キャンプ場と宿泊施設、スキー場を運営する第3セクター・アストピア蒜山によると、冬季休業を経て営業を再開するのは例年、4月末からの大型連休の前頃。今年も当初は4月25日を予定していた。

 ところが、この冬は記録的な雪不足でスキー場の営業が例年の1割にあたる7日間しかできなかったうえ、臨時休校などで自宅での生活を余儀なくされている子を持つ親らから「いつオープンするのか」といった問い合わせも寄せられ、1日のオープンを決めたという。

 新型コロナウイルスを巡っては、感染者が急増している東京都の知事が3月26日、住民に対し週末の外出自粛を要請。神奈川県や千葉県などでは都内への往来自粛の動きが広がった。兵庫県は4月7日まで大阪府を含む人口密集地との行き来を避けるよう求めた。

 一方、2月末の「緊急事態宣言」で外出自粛を要請した北海道は、その約1週間後、「屋外や、人との接触が少ない活動は感染リスクが低い」といった専門家の見解を示して、要請内容を緩和した。

 こうした状況もあってか、県内のほかのキャンプ場では利用が増えている。

 岡山市北区建部町田地子の「たけべの森公園オートキャンプ場」では、3月の利用が前年同月比約5倍の約120組に増加。半数以上が県外からの利用という。吉備中央町神瀬の「チロリン村キャンプグランド」の担当者は「サイトごとに区画しており、ほかの利用者との距離も保てるのが、安心感につながっているのではないか」と話した。

 いずれの施設でも、設置した消毒液を使用したり、水道による手洗いうがいを徹底したりするよう呼びかけている。

 津黒高原キャンプ場では4月24日までの宿泊利用料を通常より700円安い3500円(ごみ処理費含む)に設定。新型コロナウイルスの影響で収入が目減りした家庭にも配慮したという。

 管理している津黒高原荘の平田良子支配人は「大自然の中で食事を楽しみ、野鳥の鳴き声を聞くなどして、ストレス発散につなげてもらえれば」と話している。

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1142385 0 国内 2020/04/01 15:56:00 2020/04/01 15:56:00 2020/04/01 15:56:00 予定より1か月近いオープンに向けて準備に励むスタッフたち(真庭市の津黒高原キャンプ場で)=根本博行撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200401-OYT1I50021-T.jpg?type=thumbnail

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