街が死んでいる・恐怖あるけど接待…北新地、風景一変

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ナイトクラブなどの利用自粛要請を受け、人通りが減った北新地(1日夜、大阪市北区で)=川崎公太撮影
ナイトクラブなどの利用自粛要請を受け、人通りが減った北新地(1日夜、大阪市北区で)=川崎公太撮影

 大阪府の吉村洋文知事は1日、新型コロナウイルスの感染が確認され、府の要請に応じて施設名の公表に同意した事業者に補償する独自の制度を創設する考えを明らかにした。クラスター(感染集団)が発生し、店名を公表した大阪市のライブハウスに適用する方針。一方、客足減少を懸念して同意しないナイトクラブなどもあり、感染拡大防止のための情報公開の難しさも課題になっている。

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 大阪府はナイトクラブやバー、カラオケなどの利用自粛を求めており、大阪市北区の北新地などの繁華街の風景は一変している。

 「考えられないほどお客さんが減った。北新地で働いて60年になるが、こんなことは初めて」

 北新地の老舗「クラブ山名」のママ、山名和枝さん(84)は嘆く。売り上げは3分の1に減ったといい、感染防止のため、店は1日から1週間程度、臨時休業することにした。大阪市港区の会社員男性(59)は「行きつけのラウンジも閉まっていて、街が死んでいる印象。こういう状況なので、まっすぐ帰ります」と話した。

 営業を続けるラウンジの男性店長(38)は「閉めている店も多いが、来てくれる人もいる。閉めるべきか悩ましいところだ」と言う。取引先を接待し、2軒目はバーに向かうという会社員男性(49)は「コロナの恐怖がないと言ったらウソになるが、お客さんから誘いがあったのに『自粛要請があるので行けません』とは言えない」と話した。

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1143616 0 社会 2020/04/02 10:19:00 2020/04/02 10:43:08 2020/04/02 10:43:08 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200402-OYT1I50023-T.jpg?type=thumbnail

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