千葉・山梨・岐阜、県立校の休校を延長…感染拡大で
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新型コロナウイルスの感染拡大を受け、千葉県や岐阜県などは5日、春休み明けに予定していた県立校の再開を延期すると相次いで発表した。
千葉県は高校や特別支援学校など160校について、今月末までの一斉休校を決めた。一部地域を除き、6日から新学期の授業を始める方針だったが、県内や東京都内で感染者が急増している現状を重く見た。入学式や始業式は規模を縮小して行う。
山梨県も高校など41校の休校を19日まで延長し、入学式や始業式も見合わせる。同県内では5日夕現在、児童生徒や教職員への感染は確認されていないが、感染経路の不明な感染者が増えてきた状況を踏まえた。
岐阜県も96校の休校を19日まで続ける。8日を中心に行われる予定だった入学式・始業式は、時差登校などの感染防止対策を取ったうえで予定通り実施し、生徒に休校中の過ごし方などを指導する。県教育委員会は小中学校についても、市町村教委を通じて同様の対応を要請した。