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新型コロナウイルスの感染拡大で、3月初旬から休校措置が続く東京都や横浜市の小学校で6日、入学式が行われた。児童らにはマスクの着用を求め、在校生や来賓の出席を取りやめるなど、「厳戒態勢」の中での式典となった。東京や横浜の小中学校では入学式や始業式は行うものの、5月の大型連休まで休校を延長する学校が多い。
54人が入学した葛飾区立葛飾小学校の体育館では、新入生のほか、1家庭2人までに制限された保護者が間隔を空けて着席。牧野昭太郎校長はマスク姿で緊張した面持ちの新1年生らに「学校で勉強はできません。我慢してもらう日が続くけれど、がんばってください」と語りかけた。式典は校歌斉唱などが省略され、約10分で終了した。
横浜市では市立小中学校など計約480校で入学式が行われた。同市緑区の中山小学校では、席が間隔を大きく空けて並べられ、市歌の斉唱も取りやめられた。