コロナ対応の医療従事者に…大阪市、独自の「特別手当」支給へ
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大阪市の松井一郎市長は8日、新型コロナウイルス感染者への対応にあたる市立病院の医療従事者に対し、市独自の「特別手当」を支給する意向を示した。
対象は、市立の「総合医療センター」(都島区)や「十三市民病院」(淀川区)の医療従事者となる見通し。4月分の給与から反映する予定で、特別手当の支給額は1日当たり数千円とする方向で検討する。
松井市長は市役所で開いた記者会見で「一番の厳しい現場で対応してもらっている」と説明。民間病院については「(対象に含めるかは)権限を持つ大阪府が担う話になる」と述べた。
大阪市は8日、新型コロナウイルスの影響で職を失った人や内定を取り消された人らについて、来年3月末までの期限付きで採用すると発表した。26人を予定しており、5月1日付で採用する。大阪府の吉村洋文知事も8日の会見で、50人程度を同様に雇用する考えを示した。