「ウイルスを甘く見ていた」35歳男性、千葉の音楽イベントで感染か

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 新型コロナウイルスの感染は、若者世代にも広がっている。東京都が外出自粛の要請を出していた3月末の週末、クラブに遊びに行き、後に感染が判明した神奈川県内の男性会社員(35)は「ウイルスを甘く見ていた」と後悔の思いを口にした。(畑武尊)

 3月28日土曜日の深夜。一人暮らしの男性は、千葉市内で開かれたクラブの音楽イベントに参加し、徹夜で踊り明かした。以前から楽しみにしていたイベント。30~40人が集まったが、「密集」「密閉」「密接」の「3密」がそろった空間だった。千葉県は「都内への外出自粛」を呼びかけており、「東京ではなく千葉なので問題ないだろう」との軽い気持ちだった。

 体調に異変があったのは30日。頭痛と倦怠けんたい感を覚えた。翌31日、出社後に体温を測ると37・5度。早退したが、市販薬で頭痛を抑えられたので仕事は続けた。

 4月3日朝、自宅でオレンジジュースを飲むと、氷で薄まったような味だった。「おかしい。ひょっとすると」。その日も仕事には行ったが、翌4日に容体は急変した。悪寒とめまいを覚え、大量に汗をかいた。はうようにしてトイレに行った後、119番で救急車を呼び、入院先の病院でウイルス検査を受けた。

 感染が確認されたのは6日。感染者を集めた4人部屋で過ごし、8日時点ではたんが出ることを除き容体は安定している。新型コロナウイルスの治療薬として期待されている新型インフルエンザ治療薬「アビガン」も服用している。

 厚生労働省の7日時点の集計によると、国内で感染が確認された約4200人のうち、40歳未満は34%を占める。クラブで感染したのかはっきりしないが、男性はここで感染した可能性があると思っている。「まだ若いので、感染しても大丈夫という慢心があった。クラブなどに遊びにいくと、自分のように苦しむことになる」と悔いた。

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1157696 0 社会 2020/04/10 05:00:00 2020/04/10 20:23:49 2020/04/10 20:23:49

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