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感染者の入院病棟で勤務、看護師が感染…フェイスガードや二重の手袋着用

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 福井県は12日、県立病院(福井市四ツ井)の40歳代の女性看護師1人が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表した。同病院に入院中の感染者の看護にあたっており、院内で感染したとみられる。接触のあった患者やスタッフ計99人の検査を同病院が進めており、うち81人について「陰性だった」と13日に発表。残る18人の検査結果は14日にも発表するという。(今村真樹、西平大毅)

看護師の感染が確認された福井県立病院(福井市で)
看護師の感染が確認された福井県立病院(福井市で)

 県や県立病院によると、感染症指定医療機関の関係者の感染確認は県内で初めて。看護師は1、3両日に感染者が入院している病棟で勤務し、検温やシーツ交換などにあたった。6日は、ほかの病気の患者が入院している一般病棟で午後7時まで管理業務にあたり、その日の帰宅途中に頭痛と悪寒を感じたという。

 7日は発熱がなく午前11時30分から一般病棟で勤務したが、頭痛や全身の倦怠けんたい感が出たため、2時間後に早退。8日以降は自宅待機し、11日に陽性が判明した。

 看護師は、感染者に対応する際は、高性能のマスク「N95」や顔付近を守る「フェイスガード」を使用し、防護服や手袋を二重に着用するといった対策をとっていたが、感染を防げなかった。同病院は「防護服を脱いだりマスクを外したりする際に、誤ってウイルスが手などに付着し、感染した恐れがある」としている。

 同病院では今後も感染者の受け入れや治療を継続するが、一般病棟は10日間程度、新たな入院患者の受け入れを停止する。また、入院患者との面会については、感染拡大防止のため原則禁止する。橋爪泰夫院長は12日の記者会見で「万全の対策を取ってきたが、残念な結果となり、大変申し訳ない」と陳謝した。

新たに6人 計92人に

 県内の新型コロナウイルス感染者は、12、13両日に発表された男女6人(30~60歳代)を加えて計92人となった。うち2人が死亡し、8人が退院している。

 89例目の男性と92例目の女性は、院内感染が明らかになった「福島泌尿器科医院」(福井市新田塚町)との関連が見つかった。同医院の患者だった81例目が5日に89例目が経営する店を訪れていたほか、92例目は7日に同医院を仕事で訪問していた。同医院関連の感染者は計8人となった。

 88例目の男性は建設業「ニシデ・コンストラクション」(福井市更毛町)の役員で、54、74、79例目も同社に勤務。24例目が3月25日に同社を訪問した際、仕事の話を約1時間した。また、90例目の男性は土木工事業「アルファー・ジャパン」(福井市本堂町)の社員で、66例目も同社に勤務。社員がニシデ・コンストラクションの会議室を利用することがあったという。

 91例目の女性は、これまでの感染者との接点は明らかになっていないが、「クラスター(感染集団)」が発生した福井市内の飲食店の近くで働いていたという。

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1164722 0 社会 2020/04/14 10:11:00 2020/04/14 10:51:41 2020/04/14 10:51:41 看護師の感染が確認された県立病院(福井市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200413-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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