アマビエに続け、「ヨゲンノトリ」がネットで反響

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「ヨゲンノトリ」が描かれた日記。「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができる」と書かれている(山梨県立博物館提供)
「ヨゲンノトリ」が描かれた日記。「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができる」と書かれている(山梨県立博物館提供)

 新型コロナウイルスの感染拡大の中、山梨県立博物館(同県笛吹市)がツイッターで発信した江戸時代末期にコレラ流行を予言したとされる「ヨゲンノトリ」が話題を呼んでいる。「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができるぞ」と語ったといい、ネット上では「今日から拝みます」などと大きな反響となっている。

 ヨゲンノトリは、当時流行していたコレラの様子を市川村(現山梨市)の村役人・喜左衛門が記した同館所蔵の「暴しゃ病流行日記」(1858年)に登場する。カラスのような黒い鳥だが、二つの頭があり、一つは白色。日記には「鳥は去年の12月に加賀国(現石川県)に現れ、『来年の8、9月のころ、世の中の人が9割方死ぬという難が起きる』と言った」などと書かれている。

 同館の中野賢治学芸員(40)が江戸時代に病の流行を封じると信じられていた妖怪「アマビエ」がSNSで話題になっているのを知り、館内の所蔵品に似たようなものがないか調べて見つけた。「コロナへの不安を少しでも和らげることができたら」と、3日に「ヨゲンノトリ」と名付けて公開した。

 同館のツイッターのページは現在、1万件以上の「いいね」を獲得。同館では10日、反響の大きさからホームページに特設コーナーを開設した。中野さんは「反響には驚いている。今後も過去の人たちが疫病にどう立ち向かっていったかを発信していきたい」と話している。

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1170286 0 社会 2020/04/16 05:00:00 2020/04/16 05:00:00 2020/04/16 05:00:00 「ヨゲンノトリ」が描かれた日記の一部。「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができる」と書かれている(山梨県立博物館所蔵) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200415-OYT1I50043-T.jpg?type=thumbnail

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