特別天然記念物、作業員が誤って伐採…市教委「深く反省」

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 熊本県山鹿市教委は16日、同市菊鹿町相良に自生する国の特別天然記念物「相良のアイラトビカズラ」が誤って伐採されたと発表した。全体のほぼ半分が失われたが、主根は残り、新芽も確認されていることから、専門家の助言を基に対策を施しながら経過観察する。

誤って伐採されたアイラトビカズラ
誤って伐採されたアイラトビカズラ

 アイラトビカズラは樹齢1000年と伝えられ、4月下旬から5月上旬に暗紅紫色の房状の花をつける。1952年に国の特別天然記念物に指定された。

 市教委によると、誤って伐採されたのは3月21日。自生地一帯の公園には三つの繁茂棚があり、北棚と中央棚の東側計28メートル、南棚の南側と西側の計15・5メートルの範囲で被害を生じた。直径1センチ未満のつるがほとんどだが、直径5センチのものも4本あった。文化庁には報告した。

 園内の除草や清掃を請け負う業者の作業員が、生い茂ったアイラトビカズラを見て、生育によくないと思い、棚の内部に日光が当たるように伐採したという。業者には以前から伐採しないように注意していたが、作業員はこの日が初めてで、市教委職員も立ち会っていなかった。

 市教委は、切断面に防腐剤を塗るなどして、月1~2回、定期的に経過を観察していく。園田正尚・社会教育課長は「このような結果を招き、深く反省している」と陳謝した。

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1171758 0 社会 2020/04/17 14:25:00 2020/04/17 14:25:00 2020/04/17 14:25:00 誤って伐採されたアイラトビカズラの切断面(16日午前10時50分、熊本県山鹿市で)=田上賢祐撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200417-OYT1I50026-T.jpg?type=thumbnail

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