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女性スタッフ5人が陽性、道担当者「クラスターになる」…医療機関を中心に道内発生相次ぐ

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 北海道と札幌、函館両市は19日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表した。道内では今月に入り、医療機関を中心にクラスター(感染集団)の発生が相次ぎ、感染者増加の大きな要因となっている。19日の感染者のうち、9人は医療機関関係だった。

 道の発表によると、入院患者ら6人の感染が確認されている千歳第一病院(千歳市)で、新たに20~60歳代の女性医療スタッフ5人が陽性となった。道の担当者は「クラスターになる」と説明した。

 北海道がんセンター(札幌市白石区)の関係では、入院していた60~70歳代女性2人の感染が新たに確認された。センターでは16日以降、看護師や入院患者ら計32人の感染が判明。札幌市保健所が、厚生労働省のクラスター対策班と連携し、感染経路や感染拡大の原因を調べている。

 市によると、新たに感染が判明した60歳代女性は、14日にがんセンターから石橋胃腸病院(同区)に転院。15日に発熱などの症状を訴え、17日にPCR検査で陽性が判明した。女性は個室に入院しているが、市保健所は、院内で濃厚接触者がいないか調査する。

 札幌厚生病院(札幌市中央区)でも、新たに30歳代女性看護師の感染が分かり、関連する感染者は6人に上った。市保健所は19日、クラスターが発生したと説明している。

 札幌呼吸器科病院(札幌市白石区)では、最初に感染者が確認された9日以降、立て続けに入院患者や看護師らの陽性が判明し、感染者の合計は38人に上っている。

 医療機関以外では、千歳市のグループホーム「ぬくもりの里」で11日までに入居者9人と職員1人の感染が確認された。施設では4月から全ての面会を禁止しており、道は3月中にウイルスが持ち込まれたとみるが、感染経路は不明だ。

 上富良野町のタクシー会社「十勝岳ハイヤー」では、勤務する8人のうち、7人が感染した。最初に症状が表れたのは内勤職員で、8日に陽性と判明。運転手5人と社長の感染が13、15日にわかった。

 3月までに道内で確認されたクラスターは、北見市のイベント会場(感染者11人)と札幌市のライブバー(同9人)の2か所だった。いずれも、保健所が濃厚接触者の経過観察を終え、今後新たな感染者は出ないとする。

 札幌医大の横田伸一教授(微生物学)は「医療機関でクラスターが起きたら、患者を動かせなくなるとともに、濃厚接触した医師らは仕事ができなくなり、深刻な事態を招く。マスクなどの防護具が不足して、感染防止策がとりづらくなっているのではないか」と指摘している。

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1175837 0 社会 2020/04/20 08:20:00 2020/04/20 10:20:13 2020/04/20 10:20:13 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/04/20200420-OYT1I50013-T.jpg?type=thumbnail

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