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新型コロナウイルスに感染した警察職員が22日現在、10都府県警などで計73人に上ったことが警察庁のまとめでわかった。同庁は全国の警察本部に感染予防の徹底を指示しており、武田国家公安委員長は23日の定例記者会見で、「治安維持に支障が生じないように指導していきたい」と述べた。
警察庁によると、73人の内訳は、愛知県警が24人で最も多く、次いで警視庁が21人、兵庫県警が14人、神奈川県警が4人、高知県警が3人、埼玉、茨城、千葉、富山、大阪の5府県警と皇宮警察本部、関東管区警察局が各1人だった。
愛知県警では剣道の稽古でクラスター(感染集団)を生んだ。現在は各警察で柔剣道などの訓練を中断している。警察では職員の感染が確認された場合、接触した可能性がある同僚らを自宅待機させ、警察署には警察本部から応援の人員を派遣している。