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都内の1週間感染者、ピークの4割減…「経路不明」割合も下がる

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 東京都内で4月26日~5月2日の1週間に確認された新型コロナウイルスの感染者は641人で、最も多かった4月12日からの週(1074人)から4割減少した。外出自粛などで一定の効果が出ているとみられるが、「緩み」を警戒する声も強い。都は「ピークは越えたとみられるが、自粛疲れで大型連休の人出が増せば、今までの努力が水泡に帰す」として、引き続き都民の協力を呼びかけている。

 都の発表を基に集計したところ、3月29日からの週の感染者は527人だったのに対し、4月5日からの週には1011人とほぼ倍増。翌12日からの週には1074人と最多を更新した。政府は4月7日に緊急事態宣言を発令。都も本格的な対策に乗り出した結果、19日からの週には862人と減少に転じていた。

 感染者の内訳で、感染経路不明者の割合も、ピーク時の7割超から4割にまで下がった。最近は、病院内での集団感染や、家庭内での感染が疑われるケースが多くを占める。一方、PCR検査の検査数は毎週1000件以上増えている。

 厚生労働省クラスター対策班の西浦博・北海道大教授は27日、「感染者数が明確に減少し始めている」と分析。都医師会によると、一時は患者の受け入れが逼迫ひっぱくしていた医療機関でも状況が改善しているという。都医師会の猪口正孝副会長も30日、「危機は乗り越えつつある」とする一方、「まだワクチンも治療薬もあるわけではない」として「第2波」への備えを訴える。

 3月の花見シーズンの「緩み」がその後の感染拡大につながったとの見方もあり、小池百合子都知事は2日、報道陣に対し「まだまだ多い」と改めて警戒を呼びかけた。

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1200940 0 社会 2020/05/03 05:00:00 2020/05/03 12:28:34 2020/05/03 12:28:34 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/05/20200503-OYT1I50011-T.jpg?type=thumbnail

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