医療用ガウン、全国の刑務所で生産開始へ…10月末までに120万着を目標
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新型コロナウイルスの感染拡大で医療用物資が不足していることを受け、全国の刑務所で医療用ガウンの生産を始める。10月末までに120万着の生産を目標にしている。
法務省などによると、府中刑務所や大阪刑務所など、縫製工場を持つ全国41刑務所で、5月中旬から医療用ガウンを製作する。受刑者が裁断や縫製を行い、完成品は厚生労働省を通じて医療機関に提供する。
青森や京都などの7刑務所では3月以降、刑務作業の一環で、月6万6000枚のマスクを製作している。大阪など3刑務所では、感染防護服を月に4900着作っている。今後、横浜刑務所での生産も始まる予定で、生産数は月に6400着に増える見通しだ。
マスクと防護服は、原材料の提供を受けた民間企業に納品している。
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