社員寮での男性自殺、労災と認定…直前1か月間「残業124時間」

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

 東証1部上場の工作機械大手「DMG森精機」(名古屋市)社員で2018年12月に奈良市の社員寮で自殺した男性(当時24歳)について、奈良労働基準監督署が労災と認定していたことがわかった。遺族らが12日、記者会見で明らかにした。認定は4月16日付。

 遺族らによると、男性は17年に入社。18年7月から奈良県の営業所でプログラミングなどを担当していたが、9月下旬から残業が増え、自殺前の1か月間の残業時間は「過労死ライン」(月100時間)を超える124時間余りに上った。

 一方、上司からは「残業が60時間を超えると査定に響く」と言われるなど、パワハラともいえる事情も複数あったといい、自室のAIスピーカーには「疲れたよ、死にたいよ」との声が録音されていたという。

 名古屋市に住む父親(61)は「会社は働き方改革をアピールしていたが、現実の労働実態は非常に過酷。二度と起きないよう、真摯しんしに取り組んでほしい」と話した。同社は「認定を重く受け止める。今後もより一層の労働災害の防止と社員の健康管理に努める」としている。

無断転載・複製を禁じます
1221468 0 社会 2020/05/15 12:41:00 2020/05/15 12:41:00 2020/05/15 12:41:00

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

アクセスランキング

新着クーポン

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)
ページTOP
読売新聞社の運営するサイト
ヨミダス歴史館
ヨミドクター
発言小町
OTEKOMACHI
元気ニッポン!
未来貢献プロジェクト
The Japan News
YOMIURI BRAND STUDIO
美術展ナビ
教育ネットワーク
活字・文化プロジェクト
よみうり報知写真館
読売新聞社からのお知らせ