マスク着けたまま勤務、熱中症の懸念「口元に熱こもれば…リスク高まる」
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本格的な夏本番を迎える前に、新型コロナウイルス感染予防としてマスクを着用することで熱中症になる懸念が高まっている。山梨労働局は、マスクを着けたまま労働する機会が増えるとして、熱中症対策の徹底を関係団体に通知した。
通知では休憩の頻度を増やしたり、水分や塩分をこまめに摂取したりするなどして予防の徹底を呼びかけた。7月中旬から気温が一気に上昇した昨年は、職場で熱中症になった労働者が前年比4人増の58人となり、過去10年で最多を記録した。
同労働局健康安全課の篠原敦課長は「マスクで口元に熱がこもればリスクが高まる。多くの人が搬送されれば医療現場の負担が増すので、例年以上に予防に取り組んでほしい」と話した。
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