都が新たな報告漏れ、累計感染者に47人追加…死者も増え256人に
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東京都の新型コロナウイルス感染者の集計について、都は21日、新たに計58人分の報告漏れが見つかったと発表した。陽性と発表した人が陰性だった事例や、二重計上も計11人分判明。都は差し引き47人分を集計に追加し、都内の累計感染者数は5133人となった。
都が大規模な集計ミスを公表するのは今月11日に続いて2回目。報告漏れのうち5人がすでに死亡しており、累計の死者数は256人に増えた。
都によると、ミスが確認されたのは3月26日~5月3日の集計分。報告にはファクスが使われていたが、保健所からの送信が遅れたことなどが原因だという。
感染者の急増により保健所の業務が混乱していたことが背景にあるとみられ、都の担当者は「正確を期すべき感染者数を再び修正することになり、深く反省している」と陳謝した。