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新型コロナウイルスの終息を願うとともに、子どもたちに笑いを届けようと鹿児島市立武小の保護者らが30日、校庭に妖怪「アマビエ」と、言葉が似ている県特産の「甘エビ」の地上絵を描いた。
保護者ら約30人は屋上からの指示を受けながら石灰で、約3時間かけて縦45メートル、横70メートルの巨大な作品を完成させた。甘エビの近くには「笑いの力で疫病退散 武おやじの会」というメッセージを添えた。
アマビエは人魚のような姿をした妖怪。江戸時代に現在の熊本県の海に現れ、疫病の到来を予言したとされる。甘エビは、子どもたちに県特産だと知ってもらおうと、“共演”させた。
保護者らで作る「武おやじの会」の佐野広幸さん(49)は「新型コロナの影響で休校するなど子どもたちもストレスを感じているはず。保護者たちの活動を知っておもしろがってくれれば」と話した。