「本能寺の変」の原因、50説から選ぶ総選挙の結果は…

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 京都府福知山市が募集していた「本能寺の変」(1582年6月2日)の原因を50説から選ぶ投票の結果、明智光秀が主君・織田信長の非道を許せず正義のために討ったとする「暴君討伐説」が最多得票となった。景品として抽選で送る「謀反のお知らせはがき」が話題を集め、投票総数は3万5359票。新型コロナウイルスの感染拡大で休館していた福知山城も1日から制限付きで再開し、市は活気の回復に期待を寄せる。(森秀和)

入場制限をしながら再開した福知山城。駿河禎克館長は「客足はまだまだだが、感染防止をしながら温かく迎えたい」と語る(京都府福知山市で)
入場制限をしながら再開した福知山城。駿河禎克館長は「客足はまだまだだが、感染防止をしながら温かく迎えたい」と語る(京都府福知山市で)

 感染予防に伴い、福知山城や福知山光秀ミュージアムが休館したため、自宅で楽しめる「本能寺の変 原因説50総選挙」として5月1~24日にインターネット投票を実施。景品に公的機関による通知はがきを模した、光秀からの「謀反に関する大切なお知らせ」を抽選で130人に送ると告知したところ、「作り込みがすごすぎる」などと反響を呼び、国内外から投票が集まった。

 その結果、暴君討伐説が4046票で1位。意見として「知将と言われる光秀がクーデターを起こすのは単なる怨恨えんこんだけでは不十分と感じた」、「光秀は義の人。私利私欲の謀反ではない」など、一般的な逆賊、裏切り者のイメージとは対照的に、好意的な意見が目立った。

 2位は羽柴秀吉黒幕説2513票、3位は光秀の怨恨説1866票、4位は野望説1851票、5位は秀吉実行犯説1803票と続いた。結果は2日から市ホームページで公開する。

 光秀が主人公の大河ドラマ「麒麟きりんがくる」は7日で一時放送休止になるが、城やミュージアムは1日から、密集を避けるために入館制限するなどして再開。市は「変が起こったメモリアルデーに合わせ、全国につながりができた。この縁が続き、麒麟がくるような平穏な世になったとき、多くの人に福知山へ訪れてほしい」としている。

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1255545 0 社会 2020/06/02 14:10:00 2020/06/02 16:03:26 2020/06/02 16:03:26 入場制限をしながら再開した福知山城。駿河禎克館長は「客足はまだまだだが、感染防止をしながら温かく迎えたい」と語る(福知山市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/06/20200602-OYT1I50031-T.jpg?type=thumbnail

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