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AIソフトに負け、「仕組み知りたい」と東大入学…今はプロ棋士で自動運転も研究

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 若手の活躍で沸く将棋界にこの春、異色の理工系プロ棋士が誕生した。四段の谷合広紀さん(26)だ。東京大学大学院に在籍し、専門は人工知能(AI)。エンジニアとしても将来を嘱望されている。

AIが評価しない戦法「振り飛車」が得意

「二兎(と)を追うものは一兎も得ず」という格言は、彼に当てはまらない――子供の頃から親しむ将棋道場の仲間から、そんな声が聞こえた。プロ棋士で東大大学院生、棋界一のAI通だ(東京都杉並区の将棋サロン荻窪で)=奥西義和撮影
「二兎(と)を追うものは一兎も得ず」という格言は、彼に当てはまらない――子供の頃から親しむ将棋道場の仲間から、そんな声が聞こえた。プロ棋士で東大大学院生、棋界一のAI通だ(東京都杉並区の将棋サロン荻窪で)=奥西義和撮影

 将棋では、序盤に自陣で飛車を横に動かす「振り飛車」戦法を得意とする。

 将棋のAIソフトが、あまり評価していない手だ。

 現役東大生でプロになったのは史上2人目だ。子供の頃から通う東京・荻窪の将棋道場の恩師は「異次元の努力家」「スーパーマン」と呼ぶ。

 6歳の頃、アマチュア有段者だった祖父の影響で将棋を始めた。やがて祖父を越え、小学5年生の頃には都代表として全国大会でベスト8に入り、めきめき頭角を現した。

 当時は、将棋ソフトと対局しても「負ける気はしなかった」。棋力は順調に上がり、17歳でプロ棋士の登竜門、三段リーグに参戦した。

「何億回も計算しているから、まあ仕方ない」

 その頃、研究会でソフトの開発者と知り合い、AIと対局した。AIソフトは別次元の強さに進化していた。勝てるのは10回指して1~2回。不思議と、負けたショックはなかった。「何億回も計算しているから、まあ仕方ないかと。それよりAIの仕組みを詳しく知りたいと思った」

 奨励会で指しつつ、東大でめざした研究は将棋とは全く別の分野。車の自動運転を支援する技術だ。

 「将棋のAIソフトは、もうかなり強い。これ以上強くしても、研究としての新規性に欠ける気がして」

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1322213 0 社会 2020/07/06 09:00:00 2020/07/06 16:20:29 2020/07/06 16:20:29 「サイエンスヒューマン」用。東大大学院で人工知能や自動運転の研究を重ねるプロ棋士の谷合広紀さん(10日、杉並区の将棋サロン荻窪で)=奥西義和撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200701-OYT1I50045-T.jpg?type=thumbnail

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