薬害エイズ訴訟原告の大平勝美さん死去…患者の医療体制整備に尽力

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大平勝美さん
大平勝美さん

 薬害エイズの被害者として東京HIV(エイズウイルス)訴訟原告団全国世話人を務め、被害者らを支援する社会福祉法人「はばたき福祉事業団」の理事長だった大平勝美(おおひら・かつみ)さんが、6月21日に亡くなっていたことが分かった。71歳だった。同事業団によると、告別式は近親者で済ませており、後日、お別れの会を開く予定。

 HIVが混入した血液製剤を投与された血友病患者で、1985年にHIVへの感染が判明。89年、厚生省(当時)と製薬企業を相手取り、他の被害者とともに東京地裁に集団訴訟を起こした。96年に被告側が責任を全面的に認める和解が成立した翌年には、被害者の救済と新たな薬害の防止をめざして同事業団を設立し、理事長に就任。HIV患者の医療体制の整備などに尽力した。後任の理事長には、6月30日付で武田飛呂城氏が就任した。

 武田氏は「大平さんは、治療環境を整えるために積極的に国に問いかけ、多くのHIV患者を救ってくれた。今後は恩返しをしていきたい」と語った。

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1371335 0 社会 2020/07/28 20:55:00 2020/07/28 21:13:33 2020/07/28 21:13:33 はばたき福祉事業団の大平勝美理事長。東京・新宿区のはばたき福祉事業団事務所で。2009年12月22日撮影。 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/07/20200728-OYT1I50075-T.jpg?type=thumbnail

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