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天皇陛下「過去を顧み、深い反省の上に立つ」…追悼式でお言葉

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全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま(15日午後0時1分、東京都千代田区の日本武道館で)=杉本昌大撮影
全国戦没者追悼式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま(15日午後0時1分、東京都千代田区の日本武道館で)=杉本昌大撮影

 終戦から75年となった15日、政府主催の全国戦没者追悼式が、東京都千代田区の日本武道館で開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参列者は過去最少の計540人となり、会場では徹底した感染防止策がとられた。天皇陛下はお言葉で、先の大戦で犠牲となった約310万人の戦没者に深い追悼の意を示すとともに、今のコロナ禍による苦難を乗り越えるよう願われた。

 厚生労働省によると、追悼式には例年、全47都道府県から計約5000人の遺族が参列するが、今年は新型コロナの感染リスクを考慮し、大阪、長崎、沖縄など20府県が断念。最終的に参列者のうち遺族は計193人にとどまった。参列者は正午の時報に合わせて全員で黙とうをささげた。

 天皇陛下はお言葉で、先の大戦への「深い反省」に言及された。天皇のお言葉に「深い反省」が盛り込まれるのは6年連続。また、新型コロナの感染拡大について初めて国民の集まる場で発言し、「私たち皆が手を共に携えて、この困難な状況を乗り越え、人々の幸せと平和を希求し続けていくことを心から願います」と述べられた。1963年から毎年開かれている追悼式で天皇が今の社会の課題に触れるのは初めて。

 安倍首相は「平和と繁栄は、戦没者の皆様の尊い犠牲の上に築かれたものであることを、終戦から75年を迎えた今も、私たちは決して忘れません」と誓った上で、「積極的平和主義」に言及。「世界が直面している様々な課題の解決に、これまで以上に役割を果たす決意です」と述べた。

 遺族代表として、フィリピンのルソン島で父を亡くした静岡市の杉山英夫さん(82)が「戦争の悲惨さと恐怖、平和の尊さ、ありがたさを、万世にわたり語り続け、継承してまいらなければならない」と力を込めた。

 参列者の最高齢は93歳、最年少は12歳。戦没者の父母は10年連続で1人もおらず、妻は1人だけだった。総務省の人口推計によると、日本の総人口に占める戦前・戦中生まれの人の割合は15・5%(2019年)にまで減っている。遺族の高齢化が進む中、戦争の記憶をいかに継承していくかが課題となっている。

 宮内庁によると、上皇ご夫妻と両陛下の長女愛子さまはそれぞれお住まいで黙とうされた。

天皇陛下のお言葉全文はこちら

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1412171 0 社会 2020/08/15 12:18:00 2020/08/15 22:14:45 2020/08/15 22:14:45 全国戦没者慰霊式でお言葉を述べられる天皇陛下と皇后さま(15日午後0時1分、東京都千代田区の日本武道館で)=杉本昌大撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200815-OYT1I50037-T.jpg?type=thumbnail

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