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「紫電改」操縦席、実物大で再現…「兵士の思い知って」

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完成した紫電改操縦席の実物大模型(兵庫県加西市で)
完成した紫電改操縦席の実物大模型(兵庫県加西市で)

 戦争遺跡「鶉野うずらの飛行場跡」を平和学習拠点として整備している兵庫県加西市が、太平洋戦争末期の戦闘機「紫電改」の操縦席の実物大模型を完成させ、16日に披露した。9月以降、毎月第1、3日曜日に同飛行場跡で一般公開する。

 同飛行場では特攻隊員の訓練が行われ、隣接する工場で紫電改が組み立てられていた。市は昨年6月に紫電改の実物大模型を公開。見学者から「操縦席に座りたい」との要望が相次ぎ、茨城県の金属加工会社に依頼して444万円で製作した。当時の図面や写真を基に、鉄やアルミ製の胴体部分(長さ約2・5メートル、幅約1・5メートル、高さ約1・6メートル)の内部に、計器や配管、風防などを再現している。

 資料提供などで協力した戦史研究家の上谷昭夫さん(81)(兵庫県高砂市)は「戦闘機の操縦席は、戦死したパイロットにとって『棺おけ』でもあった。死と隣り合わせだった兵士の心情や戦争の恐ろしさをより多くの人に知ってほしい」と話している。

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1417683 0 社会 2020/08/18 15:27:00 2020/08/18 15:27:00 2020/08/18 15:27:00 完成した紫電改操縦席の実物大模型(兵庫県加西市で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/08/20200818-OYT1I50050-T.jpg?type=thumbnail

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