「コドモアツメルナ」「オミセシメロ」…店に嫌がらせの貼り紙、被害の駄菓子屋が再起へ一歩

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店に貼られた「オミセシメロ」と書かれた紙
店に貼られた「オミセシメロ」と書かれた紙
通信販売しているTシャツを着て、手を振る「まぼろし堂」店主の村山さん(22日、千葉県八千代市で)=青木久雄撮影
通信販売しているTシャツを着て、手を振る「まぼろし堂」店主の村山さん(22日、千葉県八千代市で)=青木久雄撮影

「負けない」Tシャツ通販

 新型コロナウイルスの感染が拡大した4月下旬、「コドモ アツメルナ オミセ シメロ」と貼り紙をされた千葉県八千代市の駄菓子屋「まぼろし堂」が今月、オリジナルTシャツと駄菓子の通信販売を始めた。店は今も休業中で、Tシャツには再開への思いを込め、「コドモアツマレ」の文字を入れた。店主の村山保子さん(74)は、心ない言葉にショックを受けたが、「負けない」と店の再開を模索している。

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 2012年に開業した店には、駄菓子のほか、竹馬やベーゴマなど昔ながらの遊び道具があり、子どもや家族連れでにぎわった。駄菓子屋は、県による休業要請の対象外だったが、3月下旬から自主休業した。

 そんな中で店の門に貼られた紙。定規で書いたような赤い文字に恐怖を覚え、村山さんは開業以来の8年間を否定された気がした。

 廃業も考えていた時、店には、各地から1000通を超える手紙やメッセージが届いた。「僕たちは(再開を)待っているよ」「みんな味方だから」――。常連だった高校生や大学生は店周辺をパトロールしてくれた。

 「多くの人が大切な場所と思ってくれている」。村山さんは、店を続ける決意をした。

 店の再開は、「3密」回避のため、屋外販売などを探っている。村山さんは「全部のみ込んで乗り越えていく」と再起を誓う。

 オリジナルTシャツと、ふ菓子など駄菓子の詰め合わせのセットは、3000円(税別)。ネットや電話で注文を受け付けている。

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