「感染者の家の前を通るのも嫌」…陽性判明後、2割以上が誹謗中傷経験
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福井県内の新型コロナウイルス感染者の2割以上が、陽性判明後に「家の前を通るのも嫌」などの
県が「第1波」とする3~4月の感染者計122人のうち、死亡した8人を除く114人に電話などで調査し、104人(本人または家族)から回答を得た。
「中傷があった」としたのは24人(23・1%)。女性が30・0%と、男性(18・8%)を大きく上回った。ツイッターなどSNS上でのものが多く、「陽性だったと一気に拡散され、普通の生活ができなくなった」との声が寄せられたほか、本人だけでなく「息子や孫が誹謗中傷された」などの回答もあったという。
また、「第1波」では、接待を伴う飲食店を中心としたクラスター(感染集団)が発生したことから、感染経路が「飲食店」の陽性者(28人)に絞ると、11人(39・3%)と非常に高い割合となっていたという。
26日に行われた対策本部会議で、杉本知事は「誹謗中傷を抑える努力をしてほしい」と関係部署に指示し、県警の遠藤顕史本部長も「名誉