台風10号で土砂災害、住宅など巻き込まれ4人と連絡取れず…20万人が避難

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土砂災害に巻き込まれ、4人と連絡が取れなくなった現場(7日午前10時52分、宮崎県椎葉村で)=小川哲雄撮影
土砂災害に巻き込まれ、4人と連絡が取れなくなった現場(7日午前10時52分、宮崎県椎葉村で)=小川哲雄撮影

 大型で強い台風10号は7日午前、九州北部や中国地方の一部を暴風域に巻き込みながら北上し、日本海に達した。広い範囲で強風や大雨に見舞われ、宮崎県椎葉村しいばそんでは土砂災害が起き、4人と連絡が取れなくなっている。

 読売新聞の午前9時時点のまとめでは、九州・山口の8県では計30人が重軽傷を負った。計約20万人が避難所に身を寄せている。停電は約50万戸に上っている。

 気象庁によると、台風10号は7日正午現在、朝鮮半島付近を時速50キロで北上している。中心気圧は960ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は35メートル。今後も北上を続け、8日昼には温帯低気圧に変わる見込みだ。

 長崎市では7日未明、59・4メートルの最大瞬間風速を記録。福岡市博多区でも39・1メートルの強風が吹き、いずれも観測史上最大を更新した。

 宮崎県に入った連絡によると、同県椎葉村で土砂災害が発生。住宅や建設会社事務所が巻き込まれ、男女4人と連絡が取れていない。

 強風によるけが人も相次いだ。長崎県五島市では7日未明、避難所の窓ガラスが割れ、高齢者ら4人が軽傷を負った。大分県由布市でも、自宅の車庫の屋根を修理していた40歳代の男性が風にあおられて転落し、頭の骨を折る重傷を負った。

 台風10号の接近と通過に伴い、南から湿った空気が流れ込んだ影響で、台風の進路から離れた東日本の各地も大気が不安定な状態となっている。気象庁によると、7日午前11時までの24時間雨量は最大で、静岡市葵区で162・5ミリ、東京都檜原村と相模原市緑区で151・5ミリ、山梨県上野原市で130・5ミリを観測するなどした。

 8日午前6時までの24時間雨量は、東海で300ミリ、四国で250ミリ、関東甲信と九州北部で200ミリなどと予想されている。

     ◇

 菅官房長官は7日午前の記者会見で、宮崎県椎葉村で4人が安否不明となっているほか、災害との関連を調査中の死者が2人確認されていると明らかにした。九州などでは、ダム75基が台風による大雨に備えて事前放流を実施し、河川の氾濫による被害は報告されていないという。

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1459349 0 社会 2020/09/07 10:30:00 2020/09/07 14:59:41 2020/09/07 14:59:41 事務所や住宅が埋まったとみられる現場(7日午前10時52分、宮崎県椎葉村下福良で)=小川哲雄撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200907-OYT1I50041-T.jpg?type=thumbnail

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