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高さ10mの工場煙突、台風で折れ歩道にはみ出す

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倒れた吉田中のプールのひさし(7日午前、北九州市小倉南区で)
倒れた吉田中のプールのひさし(7日午前、北九州市小倉南区で)

 九州全体を暴風域に巻き込んだ台風10号の通過に伴い、福岡県内は7日にかけて強い風や雨に見舞われた。同日午後6時現在の県のまとめによると、13人が軽いけがをしたほか、家屋や建造物などの被害が相次いだ。

 

■けが人相次ぐ

 福岡管区気象台によると、県内は6日夜から風が強まり、7日午前5時25分には福岡空港で観測史上最大となる最大瞬間風速39・1メートルを記録。同10時までに暴風域を抜けた。予想より台風の勢力が弱まったことなどから、雨量は多くなかった。

 県によると、けが人の内訳は▽福岡市、北九州市各3人▽久留米市、糸島市各2人▽古賀市、みやま市、那珂川市各1人。家屋被害は43件で、内訳は住宅が▽北九州市18件▽福岡市17件▽苅田町3件▽大野城市、須恵町各1件、非住家が▽中間市、糸島市、須恵町各1件。トタン屋根がめくれたり、シャッターが破損したりした。

 各自治体が設置した避難所に身を寄せた人は、7日午前6時時点で最多の4万6217人を数えた。

 北九州市によると7日未明、小倉南区の住宅で就寝中の70歳代男性が強風で割れた窓ガラスで顔に約3センチの切り傷を負ったほか、20歳代男性が原付きバイクで転倒して腕などを打撲。八幡西区でも風にあおられて転倒した50歳代男性が肩と脚を打撲した。

 

■建物被害

 北九州市門司区の鉄道機器製造会社の工場では6日夜、煙突(高さ約10メートル、直径約50センチ)が折れているのが確認された。門司署などによると、工場の建物に寄りかかるように倒れ、一部は歩道にもはみ出した。小倉南区の市立吉田中では正門の門扉や、プールの金属製ひさしが倒れた。戸畑区では住宅のベランダが崩れるなどした。

 久留米市宮ノ陣の納骨堂では、古い石灯籠1基(高さ約1・6メートル)が損壊した。管理する近くの住民らに土地を提供している報身寺の関係者が7日早朝見つけた。権藤桂樹住職(45)は「風の影響でしょうか」と目を丸くしていた。

根元から折れて倒れた木(7日午後、北九州市小倉北区の思永中前で)
根元から折れて倒れた木(7日午後、北九州市小倉北区の思永中前で)

 北九州市小倉北区では、市立思永中の正門そばにある木(高さ約4メートル)が根元から折れ、近くの電柱とともに歩道を塞ぐように倒れた。

 福岡市によると、市内では街路や公園で倒木が相次ぎ、少なくとも21か所で確認した。博多区の東領公園では大きな幹が根元付近から折れていた。

シャッターを下ろした店舗が並び、ほとんど人通りがない旦過市場(7日午前、北九州市小倉北区で)
シャッターを下ろした店舗が並び、ほとんど人通りがない旦過市場(7日午前、北九州市小倉北区で)

 長さ約180メートルのアーケードを中心に、生鮮食品や総菜などの店舗が軒を連ねる北九州市小倉北区の旦過市場では7日午前、ほとんどの店舗がシャッターを下ろしたままだった。約60年前から営業するうなぎ専門店の店主・武藤実さん(58)は店に被害がなく、一安心した様子。「台風でこんなに多くが閉店したのは記憶にない。人通りも少ないので、今日は早じまいすると思う」と話していた。

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1462695 0 社会 2020/09/08 15:31:00 2020/09/08 15:31:00 2020/09/08 15:31:00 台風10号の影響で倒れた吉田中のプールのひさし(7日午前10時37分、北九州市門司区で)=大野博昭撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200908-OYT1I50030-T.jpg?type=thumbnail

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