読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

避難所も危険…窓ガラス割れ4人けが、体育館外壁もはがれ落ちる

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

暴風の影響で割れた避難所の窓ガラス。室内に破片が散乱していた(長崎県五島市で)
暴風の影響で割れた避難所の窓ガラス。室内に破片が散乱していた(長崎県五島市で)

 台風10号が長崎県内に最接近した7日、各地で強風に見舞われた。避難所の窓ガラスが割れたり、屋根から転落したりして、五島市や佐世保市、雲仙市で少なくとも男女8人が軽傷を負ったほか、建物や道路などの被害も相次いで確認された。

 長崎地方気象台によると、長崎市野母崎で59・4メートル、対馬市鰐浦で48・9メートルなど観測史上最大の最大瞬間風速を記録した。降り始めからの降水量は、五島市木場町で300ミリ、対馬市厳原で170・5ミリに達した。

 五島市池田町の勤労福祉センターでは窓ガラスが割れ、避難者の男女4人が軽傷。佐世保市では、60歳代男性が屋根の補修作業中に転落するなどして3人が軽いけがをした。雲仙市では、外の様子を確認しようと外に出た80歳代の男性が風にあおられて転倒し、左腕や頭部に軽傷を負った。

 県は7日午後、県庁で災害対策本部会議を開き、県内の被害状況を確認した。中村知事は「県民の安全安心の確保と一日も早い復旧に全力を注ぎたい」と述べた。

外壁がはがれ、窓枠が折れ曲がった長崎市香焼町の市立香焼中体育館
外壁がはがれ、窓枠が折れ曲がった長崎市香焼町の市立香焼中体育館

 長崎市立香焼中では、避難所に指定されていた体育館の外壁が大きくはがれ落ち、窓枠も折れ曲がった。中にいた長崎市の職員にけがはなかった。8日からは通常通り授業を行い、体育館の使用は被害状況を確認して判断する。

 同市野母崎の周辺では、台風で飛んできた枝やごみを片付ける住民たちの姿が見られた。

 同市脇岬町の女性(66)は、海沿いの自宅から市中心部の娘夫婦の家へ6日昼頃から避難していたという。「近くの住民同士でも避難を呼びかけていて、幸いにもけがをする人がいなくて本当に良かった」と話していた。

 佐世保市栄町では、たばこ店の屋根に設置されていた広告看板が強風にあおられて歩道に落下した。けが人はなかった。島原市弁天町2の市立温水プールではアーチ形の屋根の一部がはがれて飛び、近くの電線に引っかかって市道をふさいだ。市は当面、プールの利用を中止する。

 平戸市岩の上町の県立猶興館高の近くでは、「一山水産」の倉庫が倒壊した。同社の女性(74)は「倉庫の入り口をふさぐなど対策はしていたが、驚いた」と話した。

 五島市では、倒木や土砂崩れが相次ぎ、住民らが片付けに追われた。同市長手町では、道路脇ののり面が崩れ、1世帯が孤立したため、市が復旧作業を行った。

 多くの住民が避難した同市栄町のホテル「GOTO TSUBAKI HOTEL」では入り口の自動ドアを板で補強する対策が取られた。従業員の男性(31)は「お客様や建物に被害が出ないか心配で、心が休まらなかった」と話した。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
1462405 0 社会 2020/09/08 14:19:00 2020/09/08 14:41:54 2020/09/08 14:41:54 暴風の影響で割れた避難所の窓ガラス。室内に破片が散乱していた(9月7日午前9時21分、長崎県五島市で)=中尾健撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200908-OYT1I50032-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)