台風10号、不明4人の捜索続く…260人態勢で土砂撤去・下流域まで範囲拡大

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土砂崩れ現場で捜索する消防団員ら(8日午前7時27分、宮崎県椎葉村で)=中司雅信撮影
土砂崩れ現場で捜索する消防団員ら(8日午前7時27分、宮崎県椎葉村で)=中司雅信撮影

 九州の西海上を通過した台風10号により土砂崩れが発生した宮崎県椎葉村(しいばそん)の現場では、8日も連絡が取れなくなっている4人の捜索が続いた。

 この日の捜索には、大阪府警の広域緊急援助隊も参加した。計約260人態勢で現場の土砂を撤去。4人が現場近くの十根川に流された可能性もあるとして、消防団員らが約20キロ下流域まで捜索範囲を広げたが、発見には至らず、同日夜に打ち切られた。9日朝から再開する。

 現場を視察した国土交通省の土砂災害専門家でつくる「TEC―FORCE高度技術指導班」は、土砂崩れは幅約20~40メートルの範囲で長さ約200メートルにわたって起きたと明らかにした。山の斜面が表層崩壊を起こし、倒木を含む大量の土砂が流れ落ちたとみられるという。専門家の一人は「建物が土砂ごと川に流された可能性もある」と指摘した。

 椎葉村によると、土砂崩れは6日夜に発生したとみられる。建設会社「相生組」経営相生秀樹さんの自宅と事務所が巻き込まれた。相生さんの妻・勝子さん(60歳代)、長男・泰孝さん(30歳代)、ともに20歳代のベトナム人技能実習生のチャン・コン・ロンさんとグエン・ヒュー・トアンさんの計4人と連絡が取れなくなっている。

 読売新聞の8日午後6時時点のまとめでは、台風10号による重軽傷者は九州や中国、四国地方などで計104人に上っている。

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1463388 0 社会 2020/09/08 21:17:00 2020/09/08 23:33:22 2020/09/08 23:33:22 4人と連絡が取れなくなっている現場周辺を調べる消防団員ら(8日午前7時27分、宮崎県椎葉村で)=中司雅信撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200908-OYT1I50076-T.jpg?type=thumbnail

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