寅さん、ロケ地の縁で豪雨被災地にエール…等身大パネルに山田洋次監督らメッセージ
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7月の九州豪雨で被災した大分県由布市湯布院町の
豪雨では、街中心部を流れる
同作に「湯平荘」という名前で登場した旅館「白雲荘」も浸水し、現在も床の張り替え作業に追われる。オーナーの横尾尚一さん(63)は「今でも毎年、寅さんファンが泊まりに来る。気遣いに元気をもらった」と話した。
同作では寅さんが温泉街の石畳を歩き、料理屋や土産屋が立ち並ぶ当時の活気が映し出されている。パネルは昨年12月公開の第50作のもので、被災を聞いた制作会社の松竹が贈呈した。11日午後から観光案内所に飾り、訪れる人に楽しんでもらう。山田監督作品の大ファンという湯平温泉観光協会の麻生幸次会長(51)は「寅さんの応援は心強い」と笑顔だった。