読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

医師「上司によく思われたかった」…病院カルテ改ざん、実績水増し

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

記者会見で陳謝する三重大付属病院の伊佐地病院長(右)ら(11日午後、津市で)
記者会見で陳謝する三重大付属病院の伊佐地病院長(右)ら(11日午後、津市で)

 三重大付属病院(津市)の医師が手術で薬剤を投与したように電子カルテを改ざんし、診療報酬を不正請求していた問題で、伊佐地秀司病院長が11日、三重大で記者会見を開き、第三者委員会による調査結果を明らかにした。上司の推奨する薬剤の使用実績を上げるため、臨床麻酔部の医師が単独で行ったと認定され、医師は「上司によく思われたかった」と話しているという。

 病院長は2人の肩書を公表しなかったが、大学関係者によると、医師は40歳代の准教授、上司は50歳代の教授。

 第三者委の調査では、教授は「合併症を減らせる効能がある」として、抗不整脈剤「ランジオロール塩酸塩」の使用を推奨。それに応えようと准教授は2018年4月~今年3月、同薬剤を生理食塩水に溶かして点滴使用できる状態にして手術室に持ち込み、使わなかった時は廃棄していた。

 カルテ改ざんは、薬剤師から記載内容と在庫が一致しないとの指摘を昨年3月頃に受け、つじつまを合わせていたという。

 第三者委は、薬剤の使用実績が伸びれば製薬会社にアピールできることから、教授に奨学寄付金を依頼したいという意思があったとみられると指摘。調査では製薬会社と2人の間で金銭の授受は確認できなかったという。

 伊佐地病院長は「患者や県民に迷惑をかけ、申し訳ない。再発防止に努め、信頼回復に取り組みたい」と陳謝した。

無断転載・複製を禁じます
1472183 0 社会 2020/09/12 07:18:00 2020/09/12 07:18:00 2020/09/12 07:18:00 記者会見の冒頭で、診療報酬の不正請求について謝罪する三重大医学部付属病院の伊佐地秀司院長(右)ら(11日午後3時1分、津市で)=尾賀聡撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200912-OYT1I50033-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)