「早く行動して成果を」、拉致被害者の家族が菅氏に期待
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拉致被害者の家族らは、2018年10月から拉致問題相を兼務する菅義偉・新総裁の下で、問題が解決することを願った。
横田めぐみさん(拉致当時13歳)の母・早紀江さん(84)は報道陣の取材に「安倍首相と同じ路線で一緒にやってきた方。(拉致問題を)よく分かっている方が(総裁に)なったということは良かった」と話した。
これまでの面会を通じ、菅さんに「とてもまじめな方だ」との印象を持っているという早紀江さん。「菅さんは拉致問題を解決しなければならないと思っているはずで、私たちも信頼している。早く行動に移してもらい、進展させて成果をみせていただけるよう期待している」と語った。
田口八重子さん(同22歳)の兄で家族会代表の飯塚繁雄さん(82)は「この問題が先に進むよう、菅さんには一刻も早く、具体的に手をつけていただきたい」とコメント。有本恵子さん(同23歳)の父・明弘さん(92)は「安倍政権下、国際社会で高まった日本の存在感を継承し、問題の解決に近づけてほしい」と期待した。