「幻の道道」1年で1か月だけ開通、ライダー「通れてうれしい」

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「幻の道道」を走行するライダーたち(9月21日、北海道東川町の「嶺雲橋」で)=林麟太郎撮影
「幻の道道」を走行するライダーたち(9月21日、北海道東川町の「嶺雲橋」で)=林麟太郎撮影

 大雪山系の山々がそびえる北海道東川町で、1年のうち、約1か月しか通行できない道路が今年も開通した。「幻の道道どうどう」と言われる山道を、ライダーやドライバーが行き交っている。

 道路は同町と美瑛びえい町を結ぶ北海道が管理する道道1116号で、幻の区間はこのうち、東川町内を通るチョボチナイゲート―東川北7線ゲート間12・4キロ。観光振興に役立てようと2012年に完成した。

 しかし、翌年には一部区間で地滑りの恐れがあることが判明。道は長期通行止めにして地下水位の観測を続け、安全を確認し、17年9月に通行止めを解除した。

 豪雪に加え、雪解け水などから安全を考慮し、通行できるのは年間で9月中旬~10月中旬の約1か月。さらに、開通中も悪天候で通行止めになることもあり、ネット上で「北海道で一番走るのが難しい道」と評判となっている。

 カーブやアップダウンが多い山道だが、区間中ほどにある「嶺雲れいうん橋」からは約15キロ離れた旭川市街地の展望が広がる。今年は9月8日に通行止めが解除され、4連休中の今月21日には多くのライダーらの姿が見られた。道東の別海町からツーリングで訪れた60歳代の男性は「SNSで知り寄ってみた。初めて来て通れたのは貴重で、うれしい」と話していた。

 今年の通行期間は10月8日まで。道は今年度、地下水位を下げるボーリングを実施しており、来年以降は期間を延ばしたいとしている。

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1500980 0 社会 2020/09/25 15:25:00 2020/09/25 15:39:26 2020/09/25 15:39:26 「嶺雲橋」を走行するライダーたち(21日、東川町で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/09/20200925-OYT1I50038-T.jpg?type=thumbnail

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