旧海軍最後の連合艦隊司令長官、築150年の生家が旅の宿に…1日1組限定で来春にも

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生家の改修をテープカットで祝う関係者ら(9月24日、宮崎県高鍋町で)
生家の改修をテープカットで祝う関係者ら(9月24日、宮崎県高鍋町で)
改修された生家1階のリビング・ダイニング
改修された生家1階のリビング・ダイニング
小沢治三郎中将(宮崎県高鍋町歴史総合資料館提供)
小沢治三郎中将(宮崎県高鍋町歴史総合資料館提供)

 旧日本海軍最後の連合艦隊司令長官、小沢治三郎中将(1886~1966年)の高鍋町にある生家がゲストハウスに改修された。早ければ来春から訪日客ら向けに利用が始まる予定だ。(谷口愛佳)

 町などによると、小沢中将は東京の海軍大学校を卒業。空母を中核とする機動部隊の編成を主張し、その考えは真珠湾攻撃に採用された。終戦直前の1945年5月に連合艦隊司令長官に就き、終戦処理に従事した。

 生家は築150年以上の木造2階建てで、延べ床面積約100平方メートル。近年は誰も住んでおらず、所有する親族が町に相談していた。町に事業所があり、宿泊事業の展開を検討していたIT企業「エイムネクスト」(東京)が話を知り、昨秋購入した。

 建物ははりや柱を生かして当時の趣を残しつつ、耐震補強やキッチンスペースの整備といった改修を行った。総工費は土地建物購入費などを含め約2000万円で、小沢中将に関する書籍を置く本棚も設けた。今後、簡易宿所の営業許可を得て、1日1組限定の外国人富裕層ら向けのゲストハウスとして年間200泊の利用を想定している。

 9月24日に現地で完成式典が開かれた。社長の清威人さん(57)は「軍人ということもあっていろいろな見方はあると思うが、小沢中将が高鍋で学んだことを感じてもらい、世界の人たちが高鍋を知るきっかけにしたい」と話した。

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1521107 0 社会 2020/10/04 18:52:00 2020/10/04 22:58:32 2020/10/04 22:58:32 小沢治三郎生家の改修をテープカットで祝う関係者ら(9月24日午前10時1分、宮崎県高鍋町で)=谷口愛佳撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201001-OYT1I50024-T.jpg?type=thumbnail

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