読売新聞オンライン

メニュー

ニュース

動画

写真

スポーツ

コラム・連載・解説

発言小町

漫画

教育・受験・就活

調査研究

紙面ビューアー

その他

サービス

読売新聞のメディア

購読のお申し込み

読売新聞オンラインについて

公式SNSアカウント

「介護版人生すごろく」家族で話し合う機会を…ゴールは「幸せな臨終」

スクラップは会員限定です

メモ入力
-最大400文字まで

完了しました

ゲームを製作した田中さん。カードの裏には、認知症でよく起こる場面が書かれている=平出正吾撮影
ゲームを製作した田中さん。カードの裏には、認知症でよく起こる場面が書かれている=平出正吾撮影

 「親父おやじの様子がなんか変だ」「ひょっとして認知症?」と心配する場面から始まる「介護版人生すごろく」を愛知県の福祉関係者らが作り、販売している。自宅での介護や施設への入所などの際に、家族が得られる支援を学びながら、ゴールの「幸せな臨終」を目指す。「経済的成功が目標の『人生ゲーム』のその先を考えてほしい」との思いが込められている。

 ゲームは「オレと親父の認知症ライフ」(オレ親、税込み3300円)のタイトルで7月に発売された。41枚のカードを並べ、サイコロを振って駒を進める。最大4人が参加できる。

 カードの裏には「転んで骨を折る」「財布をどこに置いたか忘れてしまう」といった、認知症の進行でよく起こる状況が書かれている。医師やケアマネジャーなどの「お助けカード」を使い、「親父」にとって最良の選択を考えながら駒を進める。

 福祉関係者や中学校教諭ら5人が製作委員会を作り、2年かけて商品化にこぎ着けた。メンバーの一人で、愛知県西尾市で介護施設を経営する田中正大さん(43)は「ある日突然、家族に介護が必要になり、慌てる様子を見てきた。介護の実態を学べるツールを作りたかった」と話す。

 ゲームの最後のカードは「心の準備を始める 最期の思い出作り」。製作に参加した国立長寿医療研究センター(愛知県大府市)の川嶋修司医師(55)は「家族の終末期を考えるのは抵抗があると思うが、ゲームをきっかけに話し合う機会を持ってほしい」と訴える。

 これまでに病院や介護施設や大学などが購入。「施設への入所が肯定的なイメージに変わった」などの声が寄せられたという。注文は「オレ親」製作委員会のホームページ(https://oreoya.jimdofree.com/)から。

無断転載・複製を禁じます
スクラップは会員限定です

使い方
1520367 0 社会 2020/10/04 05:00:00 2020/10/04 10:24:22 2020/10/04 10:24:22 遊びながら介護知識を学べるすごろくを制作した田中正大さん(18日午後2時31分、愛知県西尾市で)=平出正吾撮影 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201004-OYT1I50002-T.jpg?type=thumbnail

ピックアップ

読売新聞購読申し込み

読売IDのご登録でもっと便利に

一般会員登録はこちら(無料)