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福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」を運営する常磐興産は5日、記者会見を開き、76年続いた東京本社(中央区東日本橋)を廃止し、いわき市に集約すると発表した。同施設は新型コロナウイルスの感染拡大で約3か月休館。再開後も利用客が戻らないなど経営が悪化しており、事実上の「撤退」となる。役員報酬の減額も行う。いずれも同日の取締役会で決定した。
創業以来の試練 いわきに集約へ
東京本社は、前身の常磐
同社の主力産業であるレジャーや宿泊は今年、コロナ禍の影響をまともに受けた。緊急事態宣言を受けて4月8日から6月末まで全館を臨時休館し、再開後の8月の客数は前年比25%程度にとどまった。9月以降は回復の兆しがあるが、厳しい状況が続いている。

記者会見した西沢順一社長は「炭鉱閉山、東日本大震災を超える、創業以来の最も大きな試練と言っても過言ではない」と強い危機感を示した。組織改革を行い、業務の効率化や新しいサービスにも取り組む方針だという。フラガールなどショーの出演者を除き、職員が複数の業務を行う「マルチタスク化」も進める。
役員報酬は、西沢社長と井上直美会長が10月から30%減額。常務取締役は20%、取締役も15%減額する。賞与も支給しない。また、全社員を対象に冬の賞与を50%減額する方針で、今後従業員側と交渉する。























