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列車の乗車記念となる「鉄印」を記帳してもらう「鉄印帳」が7月10日に発売されてから3か月。冊子を取り扱う全国40社の地方鉄道では、入荷分がすぐに売り切れる人気ぶりとなっている。
鉄印帳は、寺社の参拝で使うご朱印帳の鉄道版。「第三セクター鉄道等協議会」が考案し、普及を進めている。初版5000部が約1か月で売り切れたため、初版の表紙の色の紺に、ピンク、緑、水色、黒の4色を加えて増刷している。
鉄印は、駅員による筆書きや、車両や名所のイラストなど、各社がデザインに趣向を凝らしている。秋の行楽シーズンにあたり、協議会の本棒公二事務局次長(69)は「新型コロナウイルスの感染対策は万全。秋祭りや紅葉狩りを楽しみながら路線の旅を堪能してほしい」と話す。
1冊2200円(税込み)で、記帳の際は別料金が必要となる。販売と記帳は、鉄道各社が決めた駅の窓口で扱っている。
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