球磨川、かつての「清流」戻る…7月氾濫後の濁りから回復

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水質が豪雨前に戻った球磨川(13日、熊本県球磨村で)
水質が豪雨前に戻った球磨川(13日、熊本県球磨村で)
豪雨から約1か月を経ても濁りが残っていた球磨川(8月5日)
豪雨から約1か月を経ても濁りが残っていた球磨川(8月5日)

 7月の九州豪雨で大規模に氾濫し、濁りが続いていた球磨川が、かつての「清流」に戻ってきた。国が9月末に行った水質調査で、水の汚れを示す指標が最も良い値に回復した。

 熊本県森林保全課によると、豪雨に伴う山地崩壊は、球磨川が流れる八代、芦北、球磨の3地域で計557か所、計81・1ヘクタールに上り、大量の土砂や木々が川に流れ込んだ。氾濫で流されたゴミや廃棄物の影響もあり、汚れや濁りが続いたとみられている。

 国土交通省八代河川国道事務所は9月28日に球磨川の水質調査を実施。水の汚れを示す生物化学的酸素要求量(BOD)が、全4か所で最も汚れが少ない値となる「1リットル当たり0・5ミリ・グラム以下」に改善し、豪雨前とほぼ同じになった。土砂の濁りも少なくなり、同事務所は「豪雨の影響はおおむねなくなったと考えられる」と指摘。ただ、土砂がむき出しになった場所も残っており、今後1、2年は少量の雨でも、濁りが出る可能性はあるという。

 人吉温泉観光協会(熊本県人吉市)の担当者は「アユ釣りを楽しむ人も見られるようになったが、ラフティングや川下りは再開の見通しが立たず、河川の復旧工事が必要な場所もある。ただ、美しい球磨川に戻ったことは、地元にとって非常にうれしい」と話していた。

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1552541 0 社会 2020/10/16 07:35:00 2020/10/16 07:35:00 2020/10/16 07:35:00 水質が豪雨前に戻った球磨川(13日、熊本県球磨村で) https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201016-OYT1I50017-T.jpg?type=thumbnail

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