スケボーで公園器物の損壊横行…格好の練習場「何度注意してもやめてくれない」

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 神戸市のベイエリア「メリケンパーク」(神戸市中央区)で、使用禁止のスケートボードで走行し、路面タイルや備品を損傷させる事態が横行している。管理者が被害届を出し、警察が捜査しているものもあり、神戸市は「港町・神戸を代表する場所。景観を守って」と呼び掛けている。(鈴木彪将)

スケートボード利用者が壊したとされるメリケンパークの花壇。近くにはスケートボード禁止の立て看板が掲げられている=管理者提供
スケートボード利用者が壊したとされるメリケンパークの花壇。近くにはスケートボード禁止の立て看板が掲げられている=管理者提供

 メリケンパークには、神戸海洋博物館のほか、噴水や芝生のスペースなどがあり、日中は親子連れや観光客らでにぎわう。一方、周囲がカラフルにライトアップされる夜は、スケートボードの走行音や着地音があちらこちらで響き始める。

 「何度注意してもやめてくれない」。メリケンパークの指定管理者によると、スケートボードによる強い衝撃で、地面のタイルが壊されたり、歩行者用の手すりが傷つけられたりする被害が相次いでいるという。

 特注素材のタイルが使われた噴水前広場は、スケーターから「ツルツルして滑りやすい」と格好の練習の場にされているという。園内放送や看板設置などでスケートボードの使用禁止を訴えるが、スケーターの利用はやまず、抜本的な解決には至っていない。

 8月には、噴水前広場内に設置されたプラスチック製のコーンバーが壊され、指定管理者が県警神戸水上署に被害届を提出。同署は、神戸市の10歳代の少年(当時)を器物損壊容疑で書類送検した。

 捜査関係者によると、少年はコーンバーを障害物コースに見立てて練習していたといい、「利用禁止と知っていたが、地面の段差がスケートボードをするのにちょうどよかった」と話しているという。同署は「神戸を代表する観光スポットだが、通報が多いのは残念だ。ルールを守ってほしい」とする。

 市はスケートボードが使用可能な公園での練習を呼び掛ける。メリケンパークから約1キロ東にある「みなとのもり公園」(神戸市中央区)には、スケートボードが利用可能な区画が3か所設置されている。市公園部管理課は「スケートボードは本来楽しくやるもの。許可された場所でマナーを守って使用して」と訴えている。

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1574038 0 社会 2020/10/24 09:15:00 2020/10/24 14:50:36 2020/10/24 14:50:36 スケートボード利用者が壊したとされるメリケンパークの花壇。近くにはスケートボード禁止の立て看板が掲げられている=管理者提供 https://www.yomiuri.co.jp/media/2020/10/20201021-OYT1I50028-T.jpg?type=thumbnail

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