「親のストレスはけ口に」「休校でクラスなじめず」…コロナ禍で中高生の自殺が8月倍増

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 今年8月の全国の中高生の自殺者は58人に上り、前年の同じ月に比べて2倍となったことが、自殺予防に取り組む一般社団法人「いのち支える自殺対策推進センター」(東京)の分析で分かった。特に女子高生の自殺が急増。同センターは「コロナ禍で中高生が追い詰められ、自殺のリスクが高まっている可能性がある」と指摘している。

 同センターが警察庁の自殺統計を分析した結果、今年8月に自殺した高校生は42人、中学生は16人。2019年の中高生の自殺者数(28人)と比べると倍増した。高校生のうち女性は22人。18、19年の女子高生の自殺は各3人で、今年は7倍となった。

 無料通信アプリ「LINE」を使った民間相談窓口には女子中高生から「コロナの影響で母親が家にいるようになり、自分がストレスのはけ口にされている」「臨時休校明けでクラスになじめない」という声があったといい、同センターは自殺者の急増にはコロナ禍の影響もあるとみている。

 また、自殺者全体でみると、今年7月に芸能人が自殺した後の1週間は、前年に比べて2割増えていた。同センターは「自分からSOSを出せない人もいる。ちょっとした変化でも、周囲の人は『大丈夫?』と声をかけてほしい」と呼びかけている。

 不安や悩みの相談は、こころの健康相談統一ダイヤル(0570・064・556)へ。

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