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「駅前クラスター」の風評に苦しむ…ママため息「街を歩く人いない」

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 福島県郡山市での新型コロナウイルス感染拡大の温床になったと指摘されるJR郡山駅前の繁華街で客足が途絶え、飲食店関係者から悲鳴が上がっている。ホストクラブなど4店でクラスター(感染集団)の発生が確認され、市は「夜の街」など駅前を対象にした無料PCR検査を実施しているが、改善の道筋はまだ見えない。(佐野泰彦)

家賃支払いも厳しく

 郡山駅前の飲食店ビルに入るスナック「マリンRS」。10月中旬の平日夜に訪ねると客の姿はなく、静まりかえっていた。結局誰も来ず、予定より1時間早い午前0時に閉店した。27年間夜の街で働くママ(51)はため息をつく。「街を歩く人もいないし、こんな状況は初めて」

 店は元々、接待で使われることが多く、約65平方メートルの店内にはVIPルームもある。多い時は約50人の予約客が入ることもあった。

 しかし、昨年10月の台風19号で同市や周辺が被災してから客が減り始め、新型コロナに追い打ちをかけられた。最近の客入りは週に10人程度。4~9月の売り上げは、昨年同期の4分の1ほどに落ち込んだ。従業員を雇えず、家賃の支払いも厳しくなっている。

 4月中旬から約2か月間休業し、飛沫ひまつ防止のアクリル板をカウンター上に設置するなど対策を講じて営業を再開したが、今は「駅前クラスター」の風評で苦しむ。検温や消毒など感染防止に細心の注意を払っていても「駅前というだけで一緒くたにされる。来年はここで営業を続けられるだろうか」と不安を漏らす。

 接待を伴う飲食店の従業員など、駅前約400店を対象とした無料PCR検査を市が打ち出したのは今月7日。9月以降の感染者が55人と、急拡大していたタイミングだった。

 13日から検体採取が始まり、23日時点で162店617人の申し込みがあった。うち240人の検査が終わり、全て陰性。市はホームページで、希望した81店の店名を公表しており、市保健所の担当者は「公表店には、安心して訪れてもらえると思う」と話す。

 金銭的な支援を求める声もある。駅前で居酒屋を経営する郡山社交飲食業組合の太田和彦組合長(65)は「検査だけでは立ち直れない。経営的に各店は既に限界で、独自給付金など即効性のある対応も打ち出してほしい」と訴えている。

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1574286 0 社会 2020/10/24 12:21:00 2020/10/24 12:35:34 2020/10/24 12:35:34

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