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東京都の小池百合子知事は30日の記者会見で、冬場の新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、都内の新型コロナの1日の検査可能数を、12月上旬までに現在の2・5倍の約6万5000件に拡充する計画を発表した。
都の推計では、新型コロナとインフルエンザが同時に流行すると、都内の発熱患者は1日に最大約6万5000人に上る。これに対し、都内の1日の検査可能数は現在、最大約2万5000件にとどまる。計画では、都内の医療機関の稼働時間を延長することで検査可能数を約2万件増やす。また、30分ほどで結果が出る抗原検査の簡易キットの導入を進め、約2万件分の検査能力を確保する。
小池知事は「必要な検査を迅速に実施できるよう、関係機関と連携して検査体制を拡充する」と語った。