横浜のカジノ誘致、住民投票求める署名15万筆…必要数の2・5倍に
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IR(カジノを含む統合型リゾート)誘致の是非を問う住民投票を目指す市民団体「カジノの是非を決める横浜市民の会」は4日、2か月間の署名活動を終えた。同会によると、同日正午時点で、市長に住民投票条例制定を請求するのに必要な署名数の2・5倍となる約15万6000筆が集まったという。

市選挙管理委員会の説明では、市長への請求には市内有権者の50分の1以上(9月1日時点で6万2541人)が必要。集まった署名は、13日に各区選管に届けられ、区選管の審査後、同会が市長に提出することになる。市長は必要数を超えた署名を受け取った場合、条例案を市議会に出さなければならない。
同会発起人の岡田尚弁護士は「横浜にカジノはいらない、似合わないという市民感情を感じた。市議一人一人を説得し、住民投票を実施することが今後の目標だ」と語った。